予告された感情
きっかけは、「バレンタインにチョコレートあげるからホワイトデーのお返し考えといてね。」
という一言だった。
チョコレートは好物なので、嬉しいのだけれど、もやもやが残った。
もやもやの原因を考えていて、自分が今までどうやってプレゼントを選んでいたのかを書きだしてみる。
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ある人に何かをプレゼントしたいと決めたら、その人と今までやり取りした事を振り返って、こういうものが好みなんじゃないか、これはやめておいたほうがいいんじゃないか。とあれこれ悩みながら選ぶ。
そして、その悩みはプレゼントを開けたときの相手の反応を見るまで続く。
そんなに心配するなら失敗しないように最初に聞いておけばいいのに、と言われることもあるけれど、相手の事を考えながらプレゼントを選ぶ時間が好きなので、悩みながらもこういうことを続けている。
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開けるまで何が入っているのか分からない物を開けたときの驚きとそれに伴う喜びは、既に何が入っているかを知っているものを開けた時の喜びよりも大きいと思っているから、出来るだけ、知りたくなかったのだ。