まいにち。まいにち。

「誰からも頼まれもしない」ことを勝手にしよう(森博嗣)

2016-01-01から1年間の記事一覧

2016年に読んだ本のこと

2016年も色々な本を読んできた。特に印象に残ったものを紹介する。 昨年はこちら。 schole.hatenablog.com 1.ガイトナー回顧録 昨年はイラク戦争がなぜ検証されずに、間違った方向に進んだのかについていくつかの本を読んだが、今年は金融危機についての回顧…

みえぬものこそ

アメリカの大統領選が終わり、少しづつ日常に戻りつつある。正直なところ、接戦まではいくと予想していたものの、それでも6:4くらいで勝つと思われていた候補者が敗北する、(総数では勝っていたようだが)という光景に呆然と立ち尽くす以外なかった。 そも…

引き出しにしまうもの

少し前に読んだ金原ひとみの「持たざる者」の中にこんなセリフがでてきた。 「 人生の中で何か、強烈な感動を一度でも体験した人って、その時の記憶だけで生きていけるんじゃないかって気がするの。 例えばグランドキャニオンとか、マチュピチュとかに行って…

茨城県北芸術祭(山側)に行ってきた。

11月20まで開催中の茨城県北芸術祭に1泊2日で山側に行ってきた。 前回は海側に行った。 schole.hatenablog.com 山側も海側同様巡回バスが出ているものの、広範囲に点在しているため、ダイジェストバスツアー(じっくり山コース)を利用した。 出発は9時30頃…

茨城県北芸術祭(海側)に行ってきた。

少し時間が経過してしまったが、北茨城で開催されている茨城県北芸術祭(以下通称kenpokuと表記)に行ってきた。 KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭 kenpokuは大きく分けて山と海の2方面での展示がされている。 今回は海側の展示を回った。海側の展示は日立が…

The shape of voice

聲(コエ)の形をみた。 ※内容を含みます。 最初予告を見た時にはよくあるパターンの恋愛話だろうと思い、あまり見るつもりはなかった。ただ、映画をたくさん見ている方が褒めていたので見ることにした。 www.youtube.com 予告編は聾唖の女性への恋物語だっ…

原美術館「快楽の館」と東京都写真美術館「ロスト・ヒューマン」

原美術館で開催中の快楽の館と東京都写真美術館で開催中のロスト・ヒューマン展を見てきた。 どちらも写真家による展示で、片方はヌード、もう片方は33人の専門家が見た文明の廃墟、と両極端の展示でありながらも近いものを感じたので各展示で感じたことを書…

like a ちゃぶ台

この頃世間をにぎわすニュースといってもその多くを新聞に頼っているのだけれども、あらためて感じているのは、ニュースの拡散の速さと忘れ去られることの速さである。 目にする情報量が増えればその分、たとえ最初に目にした時からあまり時間がたっていなく…

like a ちゃぶ台

この頃世間をにぎわすニュースといってもその多くを新聞に頼っているのだけれども、あらためて感じているのは、ニュースの拡散の速さと忘れ去られることの速さである。 目にする情報量が増えればその分、たとえ最初に目にした時からあまり時間がたっていなく…

walk in the line

最近観た映画と、そこからさらに気になってみた映画に偶然にも共通していたのが正義の在り方だった。 BvSは神のごとく完璧な力を持つsupermanとその強さにおびえる人間のbatmanと科学者はsupermanという外から来た強者よりも、人間が造ったものでこの世界を…

かの地のこと

一度訪れた場所が天災に見舞われるのは残念という他ない。 落ち着いたらまた行こうと思う。 schole.hatenablog.com

雑貨展

21_21designsightの雑貨展を見た。 どこからどこまでが雑貨で、雑貨でないのかの区切りははっきりしないものの、100円ショップに行けば売られているものであろうものから、今は手に入りにくいものまで持ち寄られて集められていた。 それなりのものでよければ…

樂と萩

日本橋三越本店で開催中の樂と萩(1/26まで)のギャラリートークを聞きに行った。 新兵衛の樂 吉左衞門の萩 —二人の十五代— | 三越 日本橋本店 | 三越 店舗情報 樂の15代 樂吉左衛門と萩の15代 坂倉新兵衛が互いの道具と土を取り替えて作り上げられた作品を展…