男の顔は履歴書である

という一文はどこかで見かけてから、ことあるごとに思い出している。

つい昨日もこの一文を思い出した。

 

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いい顔をしている人を見かけると思わず背筋が伸びる。

それはいわゆる顔のパーツが端整である、という意味ではない。

見ているうちにその視線から目が離せなくなる。

その眼差しに威圧感はないけれど、これまでの経験を積み重ねた結果ついてきた自信と誇りが体全体を覆っている。そんな人。

昨日のアイアンシェフに出演していた須賀洋介さんの料理をする姿をみながら、「いい顔だな」と頭の中に言葉が生まれ、その言葉に納得している自分がいた。

制限時間前に料理を作り終えてチームで乾杯するパフォーマンスもやり切った自分達へのささやかなご褒美だったのだろう。

 

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自分の顔はどうみえているのだろう。

今の仕事に自信と誇りをもって携わっているだろうか。