まいにち。まいにち。

「誰からも頼まれもしない」ことを勝手にしよう(森博嗣)

備忘録

既に年が明けてしまったのだけれど、去年の自分の行動を振り返って意識していた事を書きとめておく。
 
あまりに当たり前すぎるかもしれないが。
 
 
・個人のためにではなく、チーム全体として考える。
一人で何かするならともかく、複数の人間で何かするときに色々な意見が出る。その時の判断材料は個人の意見を通すことではなく、チーム全体としてよくなっているのかを考える。いくら自分のアイデアを出したところで、他のアイデアでよりチームにとって優れた意見ならばそれを取りいれる。(自分の意見を批判的に見られるか)そこで自分の意見が却下されても、それは自分を否定されることではない。(日本人は意見と人格を結びつけてしまう傾向が強いらしい。。私自身もまだ克服中である)
 
 
・周りの協力を仰ぐ
どちらかというと、できることは自分でやってしまいたいタイプである。しかし、やるべきことの全体量が増えた結果、自分で引き受けていると体が持たない状況ができた。過去の職場で一人で抱え込みすぎて倒れてしまった人をみてきたので自分が同じ状況にはならないようにしようと心の中に留めていた。任せるときはその内容に対応できる適切な人物かを期限から判断し、大丈夫であれば手順を説明し、進捗状況を定期的に確認する。依頼したものが提出されても、そのまま流すのではなく、自分の目で一度確認してからにする。
 
 
・分類型ではなく、特性型(で人を見る)
これは早稲田大学の小塩先生のセミナーで聞いた話だ。
性格診断では血液型とか星座など色々な分類手法がある。(その真偽については置いておいて)
これらは専門用語では分類型とよばれている。それは例え動物占いのように選択肢がいくつあっても同じ分類型なのだという。小塩先生がいうには人を判断するときは無意識のうちにも分類型なのだという。すなわち、「○○な人だ」というくくりで判断してしまう。けれど実際の性格というのは特性型、つまりパラメータ型(ゲームで見られる攻撃力、防御力の大きさのようなもの)なのだという。大体そのパラメータは5つの要素が主らしい。そしてそのパラメータは人によってまちまちだ。(ゲームのように見えるものではないが)少なくとも特性型で見ようという意識を持ち始めてからは、なるべく人の良いところを見よう(パラメータの高い部分を探そう)としていると思う。
 
 
頭ではわかっている、けれど行動に移せるかは全く別の話なのだ。